超大事な、色止め・のり落とし・手入れについても解説します。
こんにちは、はるみなパパです。ご覧くださりありがとうございます。
今回は、デニムについて解説いたします。
こちらの記事では、デニムの洗濯の仕方、日々の手入れの仕方、リーバイスの人気型番の違いについてご紹介していきます。初心者の方向けの内容になっておりますので、これからデニムを購入して着用していく方にとって最適な内容になっています。こちらを読めば、長年愛用できる理想のデニムを育てられるようになります。
私も実践している、また実践してきたデニムの洗い方や手入れの仕方を具体的にご紹介していきます。
デニムとはそもそも何なのか
これ絶対知っておくべき。手入れ、洗濯、コーディネートのためにも必須の知識です。
はじめにおさえておきたいのは、デニムは織物生地のことです!
しっかりとした織物で作られたボトムスの一種であり、主に綿100%で作られることが多く、その丈夫さと耐久性から、長い間多くの人々に愛用されています。
デニムは綿糸を使って平織りされた生地で、縦糸を青色に染め、横糸は白色のまま織り上げられることが一般的。これにより、特有の青色が生まれます。インディゴ染めという呼称がこれに当てはまります。
デニムが使われているのはボトムスが最もよく知られていますが、その他にもスカート、ショートパンツ、ジャケットなど、多様なアイテムに使用されます。
デニムボトムスには様々なスタイルがあります。ストレート、スキニー、ワイドレッグ、ブーツカットなど、自分の好みや体型に合わせて選ぶことができます。昨今はワイドストレートが主流となり、スキニータイプは下火になっている傾向。
デニム素材は非常に丈夫で、長期間使用することができます。頻繁に洗濯しても色落ちしにくく、破れにくいため、アウトドア活動や作業着としても人気です。
デニムはカジュアルなファッションアイテムです。とくにキレイめのコーディネートに取り入れるとよりおしゃれに見られるアイテムと言えるでしょう。上品なトップスやアクセサリーと組み合わせることで、洗練された印象を与えることができます。
デニムは使い込むほどに独特の風合いを出すことができます。色落ちやシワが個々の生活スタイルや体型に応じて変わるため、自分だけの一着に育てる楽しみがあります。経年変化した世界で一本だけのデニムは、感慨深く味わい深い生涯の相棒になること間違いなし!
デニムはその機能性とファッション性から、時代を超えて愛され続けるボトムスです。
種類・呼称の違いについて
雑学教えます。基本的には3つとも同じモノを指して使われることが多いです。
デニム、ジーンズ、ジーパンの呼称の違いについて説明します。
デニムとは
デニムは、生地の名前。デニムという単語は、フランスの都市「ニーム」からきており、「de Nîmes(ニームから)」が語源。この生地は、厚手で丈夫な綿織物で、ボトムスを作るためによく使われます。デニム生地は、通常インディゴ染めされることで知られています。
ジーンズとは
ジーンズは、デニム生地を使って作られたボトムスのこと。ジーンズという呼び名は、19世紀後半にアメリカで生まれました。リーバイス(Levi’s)やリー(Lee)などのブランドが有名で、丈夫な作業着として広まった後、ファッションアイテムとしても定着。
ジーパンとは
ジーパンは、日本でのデニムパンツの俗称。「ジーンズパンツ」の略語として使われており、日本ではジーンズという言葉が一般的に使われる一方で、カジュアルな場面では「ジーパン」という表現も広く知られています。
色止め・のり落とし・洗い方のやり方解説
基本的にデニムは頻繁に洗濯することはありません。
悪臭など不衛生な状態になったときは洗濯をしますが、洗濯方法にも注意が必要です。さらに、購入したばかりの新品デニムは履き始める前にやっておきたいことがあります。
色止め・のり落としのやり方
新しいデニム(とくに未洗いのセルビッチ)を購入したら、最初に洗濯する前に塩を使って色止めを行うことがおすすめです。塩はインディゴ染料を繊維に固定する助けとなり、色落ちを防ぐ効果があります。
セルビッチなどの新品デニムは履き心地を良くするために、のり落としも必要になります。のりとは、製造過程でデニム生地に使用される化学物質で、新品のジーンズを硬くし形を保つ役割を果たしています。これを取り除かないと、穿き心地が悪く、予期せぬ場所が色落ちしてしまう場合があります。
以下の方法で、色止めとのり落としが同時に行えます。
- デニムを裏返します。
- バケツにぬるま湯を入れ、大さじ1〜2杯の塩を加えてよく溶かします。この塩水にデニムを浸し、30分から1時間ほど放置します。
- 薄黄色に水が変化していたら、色止めの完了です。
- その後新しい水で優しく2〜3回ほどすすぎます。やりすぎに気をつけましょう。
- 洗濯機で軽く脱水します。
- 形を整えて陰干します。
洗い方ー洗濯方法①冷水で洗う
デニムを洗う際には、冷水を使用することが理想的です。温水は染料を流しやすくするため、できるだけ避けましょう。また、洗剤も色落ち防止用のものを選ぶと良いでしょう。手洗いが理想ですが、洗濯機を使う場合は、おしゃれ着コースを選んだ方が理想的です。
洗い方ー洗濯方法②裏返して洗う
洗濯する際には、デニムを裏返して洗うことで、表面の摩擦を減らし色落ちを抑えることができます。他の衣類に色移りを防ぐためにも必ず単独で洗うことをお勧めします。
洗い方ー洗濯方法③日陰で干す
直射日光はデニムの色を褪せさせる原因となりますので、干す際には日陰で自然乾燥させることが重要です。形を整えないとシワができてしまい、予期せぬ色落ちにつながることがあるので注意が必要です。
手入れの仕方
洗濯を避けることでデニムの色落ちや縮みを防ぐことができ、長くいい状態でデニムを着用することが可能になります。
デニムは、耐久性が高く、長持ちする素材ですが、適切な手入れをすることでさらにその寿命を延ばすことができます。
風通しの良い場所で陰干しする
デニムは自然に空気にさらすことで、ある程度の臭いや湿気を取り除くことができます。特に湿気は雑菌の繁殖を加速させるので、要注意。直射日光は避け、風通しの良い場所で陰干しするのが最適です。クローゼット内を調湿させるアイテムも複数あるので活用するのも手です。
冷凍する
デニムに付着した細菌や臭いを取り除くために、冷凍庫に入れて冷やす方法があります。ジップロックバッグなどにデニムを入れ、一晩冷凍庫に入れておくだけで効果があります。ただし、密封できるサイズのジップロックバックが必要なのと、冷凍庫内のスペース、冷凍庫内の匂い移りに気をつけてください。
部分洗い
汚れた部分だけを濡れた布や柔らかいブラシを使って優しく拭き取ります。擦るように拭き取るよりも、当て布をして布に汚れが移るように優しく叩くとより効果的です。擦るすぎ、叩きすぎには注意しましょう。こちらの方法を取ればデニム全体の色落ちを防ぎつつ、清潔感を保つことができます。
デニム専用のスプレーを使用する
市販されているデニム専用の抗菌スプレーや消臭スプレーを使用することで、デニムを清潔に保ち、悪臭を防ぐこともできます。陰干同様、除菌にも限界があります。またスプレーをムラなく噴射しないと予期せぬ色落ちが起こりますので注意していください。
ブラッシング
デニムの表面に付着したホコリや汚れを取り除くために、柔らかいブラシで軽くブラッシングするのも効果的です。注意点は、強く擦るすぎないこと。優しく撫でるようにブラシを運びましょう。また、ブラシの毛に色移りする可能性もあるので他の衣類をブラシングする前に、毛の状態を確認してください。
リーバイス人気型番の違い
おさえておきたいリーバイスの人気型番5つについてご紹介します。
リーバイスはデニムの代表的なブランドとして、その品質とデザインで世界中のファンから愛されています。リーバイスのデニムにはさまざまな型番があり、それぞれに独自の特徴があります。
【501】リーバイスデニム 復刻も
リーバイスの中で最も有名な型番です。1873年に誕生したこのモデルは、ボタンフライ(ボタンで留める前立て)とストレートフィットが特徴です。5つのポケットが配されクラシックなデザインで、どんなスタイルにも合わせやすい万能デニムです。リベットによる補強により耐久性が向上したリーバイス創設期から愛されているモデル。
年代によっての流行のスタイルに合わせて、デニムのシルエットが改良されています。復刻版もそれぞれの年代によってシルエットが様々なので、特徴を把握することが大事になります。今回の記事では、特に人気が強く、現在のトレンドシルエットにもなっている80年代の復刻版について紹介します。
1980年代の501は、独特のシルエットと素材感で当時のファッションのアイコンとしての地位を確立ししました。80年代復刻版の特徴は、ゆったりとしたストレートシルエットです。当時の生地を再現した、厚手でしっかりとした質感のコットンデニムが使用されています。タフな感触が忠実に再現されています。詳細なディティールであるリーバイスのタグや、リベットの位置、ボタンフライなど、オリジナルのデザインを忠実に再現しています。
【502】リーバイスデニム
リーバイス502は、スリムテーパードのシルエットが特徴。腰から太ももにかけてはゆとりがあり、膝下から足首にかけては細くなるデザインです。テーパードシルエットは、YラインやVラインのシルエットをつくることができ、スタイルをよく見せることが可能。
502モデルには、リーバイスのアイコニックな赤タブやアーキュエイトステッチが施されています。これらのディテールは、リーバイスの伝統を感じさせるとともに、デニムの個性を引き立てます。また、ボタンフライやジッパーフライなど、異なるデザインオプションも展開されています。
【505】リーバイスデニム
501の次に人気のあるモデルで、ジッパーフライを採用しています。スリムフィットでありながら、足元に向かって少し広がるシルエットが特徴です。カジュアルからフォーマルまで幅広く使えるデザインです。
【511】リーバイスデニム
スリムフィットの代表格で、細身のシルエットが特徴。ジッパーフライを使用し、ストレッチ素材が含まれているため、動きやすさも兼ね備えています。体にフィットしたスタイル好む方を中心に人気があり、モダンなスタイルにぴったりです。
【550】リーバイスデニム
リラックスフィットで、ウエストからヒップにかけてゆったりとしたデザインです。現在のトレンドを反映したシルエットになっているいので、使い勝手も抜群。快適さを重視する人におすすめで、カジュアルなスタイルに最適です。
まとめ コーデを組むのはトレンドを意識
デニムは時代に左右されない万能アイテムです。しかしながら、トレンドのシルエットをよく考慮して購入する方がおしゃれに見られることが多いです。現在の流行にアンテナを張って、数ある型の中からトレンドと自分のスタイルや好みに合ったものを選んだ方がいいでしょう。
シンプルでモダンなコーディネートに大活躍のユニクロについてまとめた記事も執筆しています。ぜひこちらも併せてご覧ください。
以上、デニムについてまとめた記事をご紹介しました。
これだけは言わせてください。長く愛用できる一本をぜひ見つけ出してください!
ここまでご覧くださり、ありがとうございました。