硬筆展で賞を取るには、短期間で文字の形がきれいに書けるようになることが大前提。練習方法さえ確立すれば、誰でも短期間で上達できます!
こんにちは、はるみなパパです。ご覧くださりありがとうございます。
今回は、ローカル開催の小学校の硬筆展にスポットを当てた内容を、ご紹介いたします。
硬筆展とは、お手本を参考に、鉛筆文字のきれいさを表現する展覧会のことです。
きれいな文字のお子さんは、学校代表になり、賞に認定されます。
小学生に限らずきれいな文字が書けると、生活や仕事の場面で、人から好意的な印象を持たれるようになります。
また、自分自身の学力や脳の働きを活性化させることが可能となります。
なぜなら、文字がきれいに書けると、ノートを見返す習慣ができ、記憶への刷り込みがされ暗記力が向上するからです。
また、きれいな文字だと、他者へも文字の読みやすさを提供することができ、人から良い印象を持たれる可能性大!
宛名などの封筒や手紙の表紙を、印刷やコピーしたものでなく、きれいな文字で書けると、手書きのあたたかみを伝え、好印象間違いなし!
はじめてひらがなを習った小学校1年生の次男が、わずか2週間の短期練習で、賞を取るまでに上達した練習法3選をご紹介します。
【硬筆展はいつ?】 答え=5月中旬〜6月上旬 2週間ほどの期間開催
毎年、5月中旬ごろに、学校で先生から、硬筆展用の手本が配られます。これは、購入したものなので、必ず手元にきます。
家庭から依頼注文したものでなく、学校の勉強で使うから、先生が事前に全員分注文しておいてくれたものです。
少し厚手の上質な紙でくるので、気がつくと思いますよ。
ここで、注意点があります。
この手本が届いてから練習開始となります。審査会が6月上旬にあるようで、それまでの間が練習期間。そうです、2週間ほどの短期決戦!
あわせて練習帳も配られると思います。うちの子は、学校保管になっていたので、家庭に持ち帰ってきませんでした。
【硬筆展が上達する練習法3選の前提条件】 4つの用具を揃えて!
練習方法を3つお伝えする前に、前提条件として、この4つは手元に必ず用意してください。
- 硬筆用の鉛筆
- ソフト下敷き
- 学校で配られる手本
- 練習帳
1と2に関しては、学校で注文を取ってくれます。
我が家も都度、学校からもらった封筒で鉛筆とソフト下敷きを購入しています。
ソフト下敷きは無くさない限り一人1枚しか買っていませんが。鉛筆に関しては、6Bか、筆圧が低いうちは8Bが胃すすめです。筆跡の濃さも、文字のきれいさに比例します。
長男の時に気が付かなかったのですが、練習帳は、書店で販売されています!
Amazon、楽天では手に入りません。
メルカリで扱っているのを確認しています。
【練習法①】 お手本を折り曲げて、横に置いて書く!
「あたり前!」と思われるかもしれませんが、これが、幼い子や集中が続かない子、整理収納が苦手な子には、難しい!
手本を1行ごとの線どおりに折れない。手本を真横に置けない。
書いてるうちに見なくなる。下敷きがいつの間にか外れている。
なんてことが、頻繁に起こりえます。
次男も初めは、つきっきりで、手取り足取りやり方を教えました。
親と一緒にやるという経験も、上達への近道ですね。
学校では、先生が手本を横に置いて書くよう声をかけてくれていると思うのですが、30人全員を把握するのは難しいのでしょう…察し。
学習は、真似ることからスタート!
手本をよく見て写し書きさせましょう!
なぜなら、人間は全て、歩くのも、喋るのも大人の真似をして学習し、成長してきたからです!
堂々と真似しましょう!!
次男は、仕上げに毎日1枚この練習をしました。
【練習法② 】短期開催ゆえ、毎日反復練習!
これも、けっこう難しいです。
ノート1ページでも、レポートでも思い切り集中して書いた時のことを、思い出してください。
とてつもなく疲労しませんでしたか?
文字を丁寧に書くというのは、かなり精神力を使います。
まして、お手本を見ながらなので、視神経にも力を入れなくてはなりません。
長時間集中してきれいに文字を書くのは、小さい子には難しいことなのです。
この苦痛を知っている小学生は、やろうと思っても苦しい思い出がフラッシュバックして、なかなか家だと集中して取り組めないと思います。
学校では、クラスに恵まれれば教室の雰囲気で、集中力を発揮できそうですが、家庭では、家族や家庭環境の甘えで中々集中しにくいです。
ここで、大事になるのは、親から子への言葉かけ。
1年生はまだ純粋だから、「上手になると気持ちがいいよ。」と励ますと、やる気を出して一緒にやってくれました。
継続は力なり。モチベーションが続くように、声かけと見届けは必要です。
やらせっぱなしでは、いつかやらなくなる可能性大!
続けられる子は少数で、心の底から硬筆が好きで楽しめる子のみ!
時間的余裕もない中で、取り組ませるのも厳しいかと思います。
我が家もそうでした。なので、毎日最低でも2枚は取り組むこととしました。
1枚は、先ほどの練習法①のやり方でやる。
もう1枚は、次にご紹介するモノです。
【練習法③】 点文字を、なぞれ!
実は、ここだけの話、この練習法は公開するか迷いました。
なぜなら、親の手を入れないといけない。親に負担があるからです。
点文字とは、文字を点で描いたものです。全ての手本の文字と本人の名前を点文字にします。
手本の上に練習用紙をおいて書けば、できます。
この点文字にした練習用紙を、なぞり書きさせます。
多い日には複数枚。時間がない日は最低でも1枚。
練習用紙に自分の文字で書かせる前に、取り組ませます。
順番的には、この練習法③を一番最初にやります!
これは、本当に、効果的です!ひらがなを初めて知った1年生が、きれいに書くコツを知らず知らずのうちに吸収していきます。
とめ、はね、はらい、文字のバランスなど。
当然、子どもには、作れないので、親が作ってあげなくてはなりません。
そして、はい、ここが重要です!
とめ、はね、はらいの始点や終点を意識して、点を打ちます!
これにより、どこで曲がるのか、はねるのか、どこで書き終わるのかが頭の中で意識されるようになります。
すごく効果的に上達していきますよ。
「ここがまがりはじめ」「この辺まで、はらう」など言語化できたら、さらなる上達の証拠です!
【まとめ】 習い事に行かなくても、家庭練習で賞は取れる
以下、紹介した練習法のまとめになります。
- 点文字をなぞる。
- 手本を真横に置いて、真似して書く。
- 繰り返し何枚も取り組むことを、毎日続ける。(いそがしくても最低2枚)
習い事に行かなくても、地区レベルでの賞は取れるまで成長できます。
練習量では、県レベルも!?
こちらの練習法は、低学年であればあるほど効果を発揮します!
長男君も、次男君の上達ぶりを見て、来年度同じようにがんばるようです。
ここだけの話、公開できない名前が、一番上達していました。お見せできなくて、本当に申し訳ないです。
入学後、気持ち的に一歩下がっていた次男でしたが、硬筆展を機に、少し前向きに学校生活に取り組めるようになりました。
文字もきれいになり、自己肯定感・自己有用感がさらに高まったようです。
入賞した次男と、善戦した長男の作品は、リビングの一角に飾りました。飾るだけでも、がんばった成果を認めてあげたのが伝わるようです。
硬筆展の作品を掲示しているマグネットハンガーは、以下の記事でご紹介していますので、併せて読んでみてください。
元気な姿を見ると、こちらもがんばってよかったと嬉しくなります。
上達を目指すなら、硬筆「かきかたれんしゅうちょう」は必須です。
メルカリだと自宅に届くのが便利です。まずはメルカリで探してみてください。
取り扱い書店へ出向いて購入される方は、こちらの検索窓から、ご自宅の近くの取り扱い書店があるか探してみてください。
以上、硬筆展の練習法でした。
さすが、子どもは飲み込みが、はやい!
ここまでご覧くださり、ありがとうございました。